お店が新たにホストの募集をする際には、求人情報を雑誌やインターネット、あるいはチラシなどによって発信することとなるのですが、そこで募集をする際の雇用形態に変化が見られるようになりました。
最近では体験入店を募集するお店が増えているのです。
体験入店とは期間や回数を設定して限定的に働いてもらうシステムのことで、ホストたちは働くお店の雰囲気や客層、給料、雇用形態などを見極め、体験したお店で働き続けることができるのか、そして希望するだけ稼ぐことができるのかなどを判断するためにこの制度を利用しています。
正式に採用された場合は辞める際に手間がかかってしまうことがありますし、お店としてもせっかく採用したというのに早期で退職されてしまっては時間と経費の無駄になります。
また、体験入店をさせることによって、その後に正式に採用するかどうかの指標にもなりますので、採用で失敗する可能性を低くすることができるのです。
これは双方にとってメリットがある制度といえ、現在ではほとんどのお店が採用しています。求人情報も体験入店を募集するものが大半であり、正式採用をする過程として必ず経験をしなければならない場合もあるほどです。
日本で一番有名な繁華街と言えば新宿歌舞伎町です。
そこには数多くのホストクラブがあり、その数の多さや売れているスタッフの多さも日本一と言われています。
そのため地方にある繁華街でホストを経営している人にとって、いつかはこの東京の歌舞伎町に店を出すことが夢である人も少なくないのです。
昔はホストクラブというと、数少ないお金を持ってる裕福な女性や、水商売で働いている女性たちが癒しをもとめて訪れるお店でした。
しかし不況の影響から客足は減り、こうした一部の女性だけの来店では店の経営が難しくなってきたのです。
そのため一般の女性にも来やすいような料金設定にしたり、新宿にある場所を利用し都会を楽しむバスツアーに組み込んでもらって、ツアーのついでにクラブに来るお客さんを取り入れたりと、様々な戦略を経て生き残りを図っています。
こうした地道な作戦で人気が出た店だけが歌舞伎町でお店を経営出来ており、華やかなイメージだけではなく、努力をして残った店が経営出来るようになっているのです。
完成品を見て頂けるように写真を送らせて頂いております。
2024/11/6 更新
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